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【セックスとパートナーシップについての座談会 第2弾】
今回、夫婦一緒に参加した方がいた。
やはりSEXって行為云々の前に
大切なこととして、
わたし。だけでもなく
あなた。だけでもなく
わたしもあなたも。
っていう一緒に。っていうのが改めて大切だ、
っていうのを感じさせられた。
SEXについていろいろな視点から座談会が進むと
流れのなかで
夫婦、一緒に参加してきた
本質に踏み込むことになる。
男:「朝早く起きたいし、夜は9時から10時には寝たい」
女:「私のこと構ってくれない、
もっと起きててほしい、子供寝かしてから二人の時間つくれ」
言葉を変えながら
同じような言い回しが夫婦のなかで繰り替えされる。
周りも「どうしたらよくなるの?」
「こうしたらいいんやない!」
「旦那が起きてなよ。」
などなど問題解決にしばらく走る。
しばらくして、、、、
問題解決以外の視点が周りから女に飛ぶ。
周り:「旦那さんが仕事に一生懸命で、
ちょっと疲れて休みたい感じは奥さんには伝わってる?」
女:「それは、いっぱい伝わってる。
だから構ってもほしいけど休んでほしいと思ってる。
それがあなたのやりたいことだから見守ってるの。」
あたかも当たり前のように言い放つ奥さんを見て思わず旦那さんが
男:「普段、仕事に一生懸命なのわかってくれてたんや。
自分のことばっかで俺のこと全く伝わってないのかと
おもってた。うれしい。」
と責められてる表情をしてたのが一転、驚いたような笑顔になる。
心からわかってくれていてうれしいというのが
すごく響いたようだ。
この瞬間、夫婦のちょっとした詰まりが流れだしていった。
あれだけお互い、自分。
しか観てない、出してないと思っていたことが
ちょっとした相手の理解が言葉を介してわかり合えたことで
自分だけでなく相手ともいっしょ。
という形が再び動き出した一時だった。
元々、この会を申し込んだのは旦那がキッカケで
急きょ奥さんも連れての参加になった。
普段の生活ではSEXのことや、お互いのことについて
なにを感じているかも話すことはない。
と自己紹介のときに話していて
今回はどんな話が周りから出るか聴いてみたい。
という理由で参加してきていた。
当初は自分たちのことを話すつもりは
夫婦お互いなかったかもしれない。
でも、場を通じて話してしまう、
流してしまう感覚になったのも
自然でフラットな場だからのかもしれない。
僕ですら、こんな場になるとも思わず、
どんな場にするともイメージせず、
来たもの感覚のわからないものを楽しむ座談会にしてるからこそ
なにかの始まりになる場なんだなぁと感じた。
SEXに正解はなく、お互いに作っていく様がとても奥が深い。